出産記念に家族のイニシャルブレスレット
お問い合わせいただいたお客さまからのご相談は以下のようなものでした。
"2月に産まれた子供の名前でジュエリーを作ろうと考えています。ネームジュエリー(ブレスレット)は、来年仕事に復帰したら職場にも着けて行きたいのですが、仕事柄あまりはっきり個人名がわかると良くないこともあり、名前ではなく家族全員の頭文字で作っていただきたいと思いました。また、それぞれの文字に誕生石を入れたりすることは可能でしょうか?"
ご要望にお応えするため、フォントスタイル、大文字にするか小文字にするか、文字の穴を切り抜くか切り抜かないか、いろいろと何度も相談しながらデザインを作り上げていきました。
やり取りが長くなるほどに、
"こんな細かいことまで聞いてすみません"
"あれこれわがまま言ってごめんなさい"
"長々とご対応ありがとうございます"
と、みなさまとても気を遣われます。
そんな遠慮はまったく不要ですし、逆に「こちらこそ長々といろいろお話し聞かせていただきありがとうございます」です。メールや電話でのやり取りが増えるほどに「文字意込められた意味」や、「どんなシーンで使われるのか」、そんな背景が垣間見え、新たなアイディアやご提案ができることもあります。背景を知ると感情も入り(もちろんすべて気持ちを込めていますが)記憶に残るアイテムになってくれます。
完成したのは、デザインはフレンチstyle、ブレスはネックレスに比べ動きが出るので、強度を増すために厚みは1.0mm、ご家族それぞれの誕生石「ムーンストーン」「アメジスト」「エメラルド」が入ります。
お客さまからはありがたいお礼のメッセージをいただけました。
"色々相談に乗って頂きながら、オーダーさせてもらって本当に良かったです。 出産まで入退院の繰り返しで、不安だらけの妊娠期間でしたが、今家族3人になることができてとても幸せです。きっとこのアクセサリーを見る度に、その幸せと、子供と夫が私にとってどれだけ大切な宝物かを思い出させてくれると思います。本当にありがとうございました。"
制作冥利につきますし、これからこのブレスがどのようなシーンで使われていくのかとっても楽しみです。