平柳美月/Hirame
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トライアスロンの練習や記録、自炊した食事、ご褒美ビールを美味しそうに飲む姿…等身大の日々の自分を、インスタに投稿している"ひらめ"こと平柳美月さん。
ひらめさんのInstagramはこちら
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フルタイムの会社員として働きながら、目標達成に向けて必要な時間を捻出。目標レベルを結果とともに引き上げ、アマチュアトライアスリートでありながら、今やプロアスリートと互角に戦っている。
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"challenger"そのマインドと目標達成の為の努力が人々を惹きつける
多くの人がひらめさんに惹かれるのは何故だろう…日々の忙しさや疲れを理由に、やらないことを選んでしまう自分。だけど理想とする自分を簡単に手離すことができず、日々悶々と過ごす。
そんな中、ひらめさんが投稿するストーリーや写真を見ると、『ひらめさん頑張れ』『私も今から頑張ってみよう』、そんな想いを湧き上がらせてくれる。
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ひらめさん自身の経験をオープンにし、前に突き進むひらめさんは、怠けた自分が嫌いで打ち勝ちたくて今の姿になっていったのだ。そんなひらめさんは、常に"challenger''のマインドを持っている。
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努力は実る。世界選手権初出場でプロ基準記録突破
2023年10月には、トライアスロンの聖地と称されるハワイ島・コナでのIRONMAN世界選手権に初出場。
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各国のプロアスリートをはじめとする、トライアスロンの猛者達が名を連ねる中、エイジグループ女子総合19位、年代別7位。そしてIRONMANプロアスリート枠での出場権利が与えられる記録を突破した。
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目指すは世界選手権の表彰台
来年のIRONMANでは、プロカテゴリー枠で出場する権利を獲得しているが、ひらめさんはもう一度エイジグループ枠で挑戦しIRONMAN世界選手権での表彰台を目指す。
ひらめさんの挑戦は、多くの人の心に前を向く火を灯し続けている。
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わがままを詰め込んだデザイン実現にはオリジナルジュエリーがぴったりだった【以下、ひらめ】
もともと自分のライフスタイルに合うジュエリーを探していたんですが、なかなか巡り合うことができませんでした。
自分でオリジナルジュエリーを作るという発想がなかったんですが、ミチトさん(イージュエリー代表:長澤みちと)との出会いで『そうか、作ればいいんだ!』と気付きました。
これまでに、ミチトさんのもとで知り合いのMihoCさん(※前回Storyに掲載)が想いを込めたオリジナルジュエリーを作っていることも聞いて、製作の決め手になりましたね。
製作当時、3ヶ月後に控えた自分にとって大切なレースで付けられるように完成を間に合わせたくて、対面での初回打ち合わせを皮切りに、その後は主にメッセンジャーでデザインの相談を急ピッチで進めました。
◆メッセンジャーで好みのデザインを共有
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耐久性・存在感・自分らしさ
最初は、良いと思ったデザインイメージをあれもこれも、ひたすらミチトさんに共有して、『どれが実現可能なのか』『日々の使いやすさはどうなのか』という観点でデザインを絞っていきました。
また、私服でもトレーニングウェアでも仕事でも、どんな場面でも馴染みつつも、ずっと使えるように耐久性を兼ね備え、個性や存在感がちゃんとあるジュエリーに仕上がるように意識しました。
◆希望するアイデアはどんどん伝えました
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やりとりの中で、想定していなかった形(トップ)を見出したりと、発想が具体的になっていった感じですね。
『challenger』という言葉を刻印する、というアイデアもやりとりの過程で出てきました。
◆刻印のデザインもいろいろ考えました
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「想いをカタチに」 世界でひとつネックレスができるまで【以下、イージュエリー長澤】
製作開始時は、デザインのイメージは全くのノープランでしたが、ひらめさんの中でジュエリーに求めるイメージが明確にあったので、やり取りする毎『こんな感じで』『こうしたい』と、どんどんデザインが具現化されていきました。
ひらめさんが描くイメージと相違しないよう、頂いた画像を使いながら
(1)捻りのイメージ
(2)カーブ加減のイメージ
そして『challenger』の文字と、『Hirame』サインの刻印は、『人に見せるわけではなく、自分だけが分かるように』との要望があったので、
(3)文字サイズのイメージ
その3点を下記画像で最終確認。
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『イメージ相違なし』の返事をもらい、いよいよ製作に入ります。
デザインの肝となるトップの『捻り』と『カーブ』について、どの手法で進めていくのがベストか?普段から取引している御徒町のアトリエに相談し、以下2点の選択肢が出ました。
(1)職人がプレートを手作業で捻り、カーブをつける。
(2)予算は上がるが、捻ったプレートの厚みに統一感を持たせ、カーブを左右対象にしたいならCADでデジタル製作。
ひらめさんからの『四六時中、身に着けていたい』というリクエストに応える為に、"肌馴染み"も考慮してCADで製作を進めることにしました。
横幅を35mmに指定、これまでやり取りしてきた捻りやカーブの画像を共有して作成されたデザイン画。
◆360°あらゆる方向からデザイン確認(3D)。下段2枚の画像で、『厚みに統一感を持たせる』の意味が伝わるのではないでしょうか。綺麗な厚みを、見事に体現することが出来ました。
![necklacedesign](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/02_mitsukihirayanagi/014.jpg)
この段階でも、ひらめさんにデザイン画像を確認してもらい『イメージ通り』とのことで、いよいよ造型。
◆造型機(3Dプリンター)でデザイン画そのままの原型完成
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◆原型から18金で鋳造。仕上げ前の質感が伝わる一枚
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![arrow](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/01_mihonakamura/story_arrow.png)
◆一流職人が、両面とも鏡面仕上げを行い、チェーンを付けて完成。
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◆『challenger』の刻印。さりげなくも、ひらめさんだけの為に刻まれた言葉の特別感を演出しています。
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◆Hirameサイン
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オリジナルジュエリーだからこそ実現した身体と心に馴染むネックレス【以下、ひらめ】
イメージ画像でのやりとりで、トップのサイズ感を決めるのが難しく、納品当初は「ちょっと、トップ大きすぎたかも…」と思いましたが、実際使っていく中でだんだんとしっくりくるようになりました。
![necklacedesign](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/02_mitsukihirayanagi/026.jpg)
私は面倒くさがりなので、ネックレスの着け外しはしたくなく、寝る時も、お風呂でも、四六時中着けっぱなしにしています。肌との接地面も、それを考慮したデザインに仕上げたので、寝てる時も不快感はゼロ。
制作の中でこだわった5つのポイント
⚫︎動いても邪魔にならない軽さ
⚫︎でも安見えしない重厚感
⚫︎シンプルだけど個性と存在感
⚫︎オフィスでもジャージでも合わせられるデザイン
⚫︎女性らしすぎないハンサムなイメージ
がしっかり再現されていて、仕事中も、トレーニング中も、どんなときでも合わせられます。
![necklacedesign](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/02_mitsukihirayanagi/023.jpg)
自分の好みやライフスタイルに合わせて作ったデザインなので、どんな服装やどんなシチュエーションにもフィットし、出かける際にアクセサリーを考える必要がないのもすごく楽です。
トップの大きさは、しっかり存在感を出してくれて、特に写真に撮ったときにキラッと華やかさを増してくれるのが気に入っています。
![necklacedesign](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/02_mitsukihirayanagi/024.jpg)
年齢を重ねながらもチャレンジし続けたい
今回のネックレス制作にあたって、「いくつになっても挑戦し続けたい」という想いを込めて、「Challenger」という文字を刻みました。
仕事やトレーニングで忙しい日々を送る中、自分の大事な気持ちを見失ってしまいそうになることもあります。 怠惰な気持ちに負けて、怠けてしまうこともあります。他人と比較してしまって、自分に自信がなくなることもあります。そんなときに、お手洗いなどでふと鏡の前に立ってネックレスが目に入る度に、ハッとさせられる気持ちになります。「そうだ、わたしは自分自身の目標に向かって、挑戦していくんだ」と。
![necklacedesign](https://gigaplus.makeshop.jp/ejej/assets/img/story_page/02_mitsukihirayanagi/025.jpg)
想いを込めたものを常に身につけるということが、自分の軸を見失わずに目標に向かって進み続けるひとつの糧になっているように思います。これからもこのネックレスと共に、挑戦を続けていきたいです。
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代表:長澤みちとより一言
ひらめさんと「オーダージュエリーを作りましょう」と話したのが2023年1月。この時、アイテム・デザイン共にノープランでした。
2023年3月、ニュージーランドで開催されるトライアスロンのレースに、完成したジュエリーを着けて挑みたい!というのがひらめさんの希望でした。
製作期間は約1ヶ月。ノープランからスタートするには非常に短い期間…
しかし、ひらめさんの圧巻な行動力で、上記事の通り、スピーディーにやり取りを繰り返し、様々なことが短期間で決まっていきました。
やると決めたらどんどん進める行動力・迷った場合の決断力・先を見越した判断力…
ひらめさんの力に感心しながらネックレス制作を進め、完成したのがニュージーランド出発の2日前。
なんとか間に合わせることができ、ホッとしたのを今でも覚えています。
そのレースで見事入賞し、IRONMAN世界選手権(2023年10月ハワイ島・コナ)の出場が決まったこと、レース中もネックレスを着けていたこと、その後も着けっぱなしでストレスなく使えていること等、嬉しい報告を頂きました。
そして、2023年10月のIRONMAN世界選手権。 上記事の冒頭で「女子総合19位、年代別7位」と、サラっと書いてますが、実は相当すごい結果で、日本のトライアスロン界がざわついたほどだったんです。
この大舞台でも、ネックレスを肌身離さず身につけて頂き、素晴らしい結果に寄り添えたことは、作り手冥利に尽きます。
まだまだ続くであろう、ひらめさんのチャレンジをこれからも応援します!
(C)Hitomi